ワシントンD.C.で絶対行きたい!定番観光スポット〜博物館編〜

前回に引き続き、ワシントンD.C.の定番観光スポットを紹介します。
第二弾は”博物館編”です。
ワシントンD.C.には世界最大級の博物館スミソニアン博物館をはじめ、多くの博物館が存在しており、多様なテーマ・種類の展示品を見ることができます。
ワシントンD.C.の博物館を通して、世界中の歴史・文化に触れることが出来ると言っても過言ではありません。
子供から大人まで幅広い年代が楽しめるので、じっくり時間をかけて見て回るのがオススメです。
それでは早速。
スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)
「スミソニアン博物館」という建物がある訳ではなく、
ワシントンD.C.の内外20箇所程に点在している博物館を総じてスミソニアン博物館と読んでいます。
その内の多くはナショナル・モール地区に集まっており、後述する国立航空宇宙博物館、国立自然史博物館もここに含まれます。
ナショナル・モール地区にある博物館は
2.国立アメリカ歴史博物館
3.国立自然史博物館
4.ナショナル・ギャラリー 彫刻の庭
5.ナショナル・ギャラリー 西棟
6.ナショナル・ギャラリー 東棟
7.アメリカ合衆国議会議事堂
8.ユリシーズ・S・グラント・メモリアル
9.アメリカ植物庭園
10.国立アメリカ・インディアン博物館(上の画像は建設中のもの。)
11.国立航空宇宙博物館
12.ハーシュホーン博物館と彫刻の庭
13.芸術産業館
14.スミソニアン協会本部(キャッスル)
15.フリーア美術館
16.アーサー・M・サックラー・ギャラリー
17.国立アフリカ美術館
出展:wikipedia
※Englishページと若干差異があるよう
写真はスミソニアン・キャッスルで、スミソニアン協会の本部がおかれています。
ワシントンD.C.で博物館巡りをするなら、まずはここスミソニアン・キャッスルに行くのがオススメです。
ここにあるビジターセンターで、スミソニアンの博物館に関しての情報を無料でもらえます。建物内ではWi-Fiも無料で使えます。
国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)
ライト兄弟が初めて飛行に成功したライトフライヤー号、リンドバーグが大西洋を横断飛行に成功したスピリット・オブ・セントルイス号、チャック・イェーガーが初めて音速を突破したベルX-1、初めて月面に着陸したアポロ11号など、航空機史上の貴重なものが展示されています。航空・宇宙関係の大博物館です。
スミソニアン博物館の中でも最も大きく、ダレス空港近くにある別館と合わせると、年間750万人もの観光客が訪れるアメリカでは一番人気のある博物館です。
来場者数は世界第2でルーブル美術館を上回ったらしいです。
※ テーマ・エンターテインメント協会(TEA)とAECOMの発表した「博物館指数報告2016」より
広くて展示も多くて1日いても飽きません。と言いますか、1日では足りません。
事前に見たいものをウェブサイトで調べておいたほうが良いです。
展示物の場所や内容は時期により変更されることがあるので、併せて確認しておくと安心です。
国立自然史博物館(National Museum of Natural History)
国立航空宇宙博物館に続き2番目の人気となっているのが、この国立自然史博物館です。
映画「ナイトミュージアム」の舞台となったとしても有名です。
動物、化石、鉱石、岩石、隕石の標本など収蔵物は約1億3000万点で、これはスミソニアン全体の90%程を占めています。
その内実際に展示されているのはたったの数%らしいので驚きです。
見どころ満載の博物館、間違いなく子供も大人も楽しめます。
映画「ナイトミュージアム」を観てから行くと楽しみ倍増です。
今にも動き出しそうな雰囲気です。
国立アメリカ歴史博物館(The National Museum of American History)
アメリカ合衆国の歴史や文化が年代順・テーマ別に展示されており、アメリカ史をじっくり知ることができます。
全アメリカ合衆国大統領に関するコレクションを展示したコーナー「栄光の重荷(Glorious Burden)」は必見です。
アメリカ合衆国ホロコースト記念博物館(United States Holocaust Memorial Museum)
日本では体験することのできない博物館で、虐殺が行われた時代背景を知ることができます。
目を背けたくなるようなショッキングな展示も多数ありますので、要注意です。苦手な人はキツいと思います。
ニュージアム(NEWSEUM)
変り種のミュージアムとして、アメリカ合衆国を中心とした世界のニュース、メディアの博物館「ニュージアム(Newseum)」というミュージアムがあります。
「NEWSEUM」とは”ニュース(News)”と”ミュージアム(Museum)”を掛け合わせた単語です。
ここはスミソニアン協会が運営する博物館ではないため有料なのですが、ベルリンの壁崩壊や9.11テロなど、世界中に衝撃を与えた歴史的出来事に関する遺産が展示されています。
ワシントンD.C.には、スミソニアン博物館を代表として多くの博物館・ミュージアムが存在します。
そしてスミソニアン協会運営の博物館は入場料が基本無料ですので、とても気軽に多くの施設を回ることができ、多くのことを知ることができます。
巨大な施設が多く、1箇所回るのも半日あっても足りないくらいです。
何を観たいのか、どう回るのかを事前に決めて行くことをオススメします。
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