GoPro HERO6 Black カメラ好き視点で見るレビュー

GoPro HERO6 を購入して3ヶ月。
一眼レフ・ミラーレスカメラを使用しているカメラ好き視点で、GoProの使用感をレビューします。
GoProは動画中心に使っていますが、今回はカメラ機能に絞って紹介します。
GoProはカメラとして買いなのか?
結論言うと、私は買いだと思っています。
GoProか一眼レフか、みたいな比較記事も多くありますが、どちらがいいというよりは別物と考えたほうが良いでしょう。
GoPro単体でできること・できないことがありますので、まずはGoProの特徴をご紹介。
GoProの魅力と不満
魅力的なところ
耐久性
アクションカメラですので、少々手荒に扱っても壊れる心配はいりません。
エクストリームスポーツでも使用されているので、その耐久性は申し分ないと思います。
防水・防塵
GoProHERO6は10メートル防水を搭載しておりハウジングなしで水中撮影が出来ます。
コンパクトで持ち運び易い
重さは118g。大きさは3.2×6.2×4.5cm。とにかく軽く、小さいです。
胸ポケットに入れていても全く気になりません。
コンパクト過ぎてなくしてしまわないか心配・・・笑
超広角
一般的に “焦点距離が短いと広い範囲を撮影可能” と言われています。
GoProの焦点距離は35mm換算で 約15mm
人の焦点距離は35mm換算で 約50mm
つまり、GoProは人の目が捉える範囲よりも広い範囲を撮影できるということになります。
また、スマートフォン(iPhoneX)では35mm換算で約28mmですので、GoProは更に広い範囲を撮影することが出来ます。
広い範囲を撮影することが出来るということは、撮りたいものにより近づけるということになりますので、観光地などでスマートフォンでなんとか画面全体に収めようとする人たちの一歩前に出て撮影することが出来るということです。
手振れ補正機能
GoProHERO6で手ぶれ補正機能が大幅に改善されました。動画撮影では効果絶大です。
今回の記事はカメラ機能に絞っていますので、簡単に。
無音撮影
飲食店で料理の写真を撮る人は多くいると思います。
スマートフォンで撮影するとシャッター音が気になってしまう場合がありますが、GoProは無音撮影ができるので周りを気にすることなく撮ることができます。
もう少しなところ
バッテリーの持ち
動画では連続撮影で約70分で0%になります。また充電時間もUSB充電器で最大2時間くらいかかります。
写真撮影はこまめに電源ONOFFすればある程度バッテリーは持ちますが、予備バッテリーがあると安心です。
ズーム機能
GoProHERO6にはズーム機能がつきましたが、デジタルズームでおまけ程度のものです。
単焦点レンズだと割り切って使えば問題ないです。
ボケ感が弱い
GoProは一定距離より遠くは全てにピントを合わせようとします。
そのため被写体の背景をボケさせる撮影には向きません。
ただし前ボケは出来ますので、これを利用してボケ感を演出することは可能です。
何かとお金が・・
同梱されるバッテリー1つでは足りませんので、予備バッテリーが必要になります。
バッテリーが増えると、同時に充電できる充電器も欲しくなります。
SDカードもある程度容量の大きなモノが必要で、高額なモノが多いです。
また様々なマウントが販売されていますので、用途に合わせて揃えたくなります。
ポイント
画質
センサーサイズ:1/2.3型 (参考)
画素数:1200万画素
解像度:4K(3840×2160)
センサーサイズはコンデジサイズです。
4K動画という意味では画質は綺麗と言えるでしょうが、静止画では厳しいです。
引き伸ばしての利用は難しいです。とは言え、SNSでのシェアやウェブ利用であれば十分な画質と言えます。
RAW撮影
残念ながら出来ません。
広角
先にも述べましたがGoProの焦点距離は35mm換算で約15mmです。
超広角レンズの分類ですので、風景をダイナミックに写すことも遠近感を強調した表現も楽しめます。
ズーム
残念ながら搭載されているズーム機能はデジタルズームで粗々です。
手ブレ補正
一眼レフなどの光学式とは異なり、電子式手ぶれ補正を採用しています。
画角の上下左右を最大10%を削って、その範囲でのブレを補正する仕組みです。
GoProHERO6では手ぶれ補正機能が見直され強力になっており、十分機能します。
まとめ
私は、広角単焦点レンズと思って使っています。動画はGoProでしか撮っていません。
真面目に写真だけを撮るのであれば一眼レフ・ミラーレスを間違いなく使用します。
ですが、GoProのおかげて動画・写真がさらに身近になりました。
手軽に動画・写真を楽しみたいのであればGoProをお薦めします。
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