BOSE QuietComfort 35 wireless headphones II(クワイエットコンフォート) レビュー

BOSE QuietComfort 35 wireless headphones II(クワイエットコンフォート) レビュー

今回は『QuietComfort 35 wireless headphones II (クワイエットコンフォート)』の使用感をご紹介。

旅行・出張で飛行機移動が多く、その時間を少しでも快適に過ごしたく、
機内で利用できるワイヤレスヘッドフォンQuietComfort 35 IIを昨年購入。

3ヶ月間利用したので、使い心地など紹介します。
参考にして頂ければ嬉しいです。

QuietComfort 35 II の特徴

『QuietComfort 35 wireless headphones II』は、ノイズキャンセリング機能の搭載されたBOSEの最上位ワイヤレスヘッドフォン。
2017年11月27日に発売され、”世界初のGoogleアシスタント対応ヘッドフォン”ということで話題となりました。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリング効果は高いです。

周囲の音が全て消えるわけではなく、
通勤時、電車アナウンスは聞こえますが、周りの話し声はほとんど聞こえなくなります。

BOSEの唱える”外部のノイズをすべて消してしまってはかえって危険”ということが表現されていると思います。

BoseのアプリBoseConnectで、キャンセルレベルをHigh/Low/Offの3段階から選択することができます。

※ メガネをかけて利用する場合、遮音効果は若干落ちているように感じます。

Bluetooth・ワイヤレス

非常に快適です。

コードが絡まらないことは勿論、装着したまま移動できるので、着脱の煩わしさもありません。
一度ワイヤレスにすると戻れなくなります。

Googleアシスタント搭載

QuietComfort 35 II の目玉機能である”Googleアシスタント”を搭載。

左側イヤーカップに搭載された”アクションボタン”を押しながら話しかけることで、接続したスマートフォンのロックを解除することなく、マイクを通じてGoogleアシスタントの操作が可能です。
また、スマートフォンが受信メッセージの通知・読み上げ、予定の確認・リマインド、音楽の再生、電話の受発信など、Googleアシスタント機能を利用可能です。
Googleアシスタントに問いかけることでウェブ検索も可能です。

バッテリー持ち

最長20時間、連続して利用することが可能です。 ※ケーブル接続時は40時間
15分充電すればさらに2.5時間使用できます。

万が一バッテリーが切れてしまっても、ケーブル接続で利用することが可能です。

フィット感・装着感

締めつけ感はなく、長時間装着していても耳が痛くなることはほとんどありません。
飛行機移動時に15時間連続で装着しましたが大丈夫でした。

ただ、締めつけが弱い分、若干ズレやすく感じます。

音質

※ 好みもあるので、ご参考までに。

高音質なハイレゾには対応していませんが、同価格帯の製品と比較しても遜色ない音質です。
音源がスマートフォンであれば、全く問題ないです。

また、低遅延コーデックaptXには非対応です。

低音〜高音までがフラットで、
良く言えば安定している、悪く言えば特徴がない、という感じです。
ヘッドフォン自体にイコライザー調整がないので、音質の調整は音源やアンプで行う必要があります。

もちろん音質にどうしてもこだわりたい方は、
ノイズキャンセリングでない、ワイヤレスでない、ものを購入されたほうが良いかと思います。

QuietComfort 35との違い

QC35IIはQC35の後継機として販売されました。
見た目のアップデートはほとんどありませんが、機能が幾つかアップデートされています。
・アクションボタンの追加
・Googleアシスタントを搭載
・急速充電に対応

Sony WH-1000XM2 との比較

同様のワイヤレスヘッドフォンとして定評のある Sony WH-1000XM2 を悩みました。

まず、なぜ QuietComfort 35 II にしたか結論を先に言うと、ポイントは装着感です。
旅行・出張が多いので長時間装着に耐えられること、そして、過去にもBOSE製のヘッドフォンを利用していたので装着に違和感が少ないこと、が購入の決め手でした。

装着感

QuietComfort 35 II ★★★ >>> WH-1000XM2 ★

QuietComfort 35 IIのイヤーパッドは柔らかく、耳全体を包み込むようになるのに対し、WH-1000XM2のイヤーパッドはしっかりとした作りで、ガシッと挟み込むような印象でした。
長時間利用することを前提としたとき、QuietComfort 35 IIの方がより楽に装着できると思います。

音質

QuietComfort 35 II ★★ << WH-1000XM2 ★★★

音質はWH-1000XM2が優勢です。
WH-1000XM2はハイレゾコンテンツもハイレゾ相当で聴くことが可能です。

ノイズキャンセリング強度

QuietComfort 35 II ★★ << WH-1000XM2 ★★★

QuietComfort 35 IIは聞こえる音は聞こえます。
WH-1000XM2は殆ど聞こえなくなります。
これは、互いのコンセプトの違いかもしれません。

価格

QuietComfort 35 II(¥39,960) ★ ≒ WH-1000XM2(¥39,880) ★
※(括弧)内は定価

購入時、量販店でWH-1000XM2が5000円引き、ポイント還元10%(QuietComfort 35 IIは5%)だったので相当悩みました。。
ですが、やはり長時間時のストレスを鑑み装着感を最優先としてQuietComfort 35 IIの購入に至りました。

飛行機フライトで最長15時間連続して利用したこともありますが、装着でストレスを感じることはありません。